いまや学園を代表するアートイベントとして根づいている、「おべんとう画用紙」。6年前、アーティストの深澤孝史さんと学園とのコラボレーションでうまれた、子どもが描いたおべんとうの絵を、お母さんや家族の手によって「ホンモノのおべんとう」にする、という企画です。一番の醍醐味は、何が描かれているかはっきりしない、子ども達の絵をお母さんや家族がじっくり眺めて現実のおべんとうをつくる、そのプロセス。また、おべんとうの絵と写真に現れる、一つ一つの家族の思いやコミュニケーションの姿は、わたしたち、見る側の気持ちをあたたかく照らしてくれます。
この「おべんとう画用紙」を学園内にとどめておくのはもったいない!、ということで、「巡業!おべんとう画用紙展」の名で、学園では「おべんとう画用紙展」を気軽に開催できるキットのレンタルを行っています。キットの郵送費以外は基本的に無料ですので、県内の保育園、療育施設や、展覧会を開催したい方々の申し込みをお待ちしております。