おべんとう画用紙?
おべんとう画用紙?

お子さんの描いたおべんとうの絵から、ご自宅でじっさいのお弁当をつくるという、シンプルなコミュニケーションツールです。
子どもの絵に真剣に向き合い、読み解いてみると、思ってもみなかった発見があるかもしれません。日常生活の中では見られないコミュニケーションを生みだしてくれます。
推奨年令 3才以下

おべんとう画用紙にチャンレジ!!
おべんとう画用紙のやり方
「おべんとう画用紙キット」をダウンロードします
A4サイズの紙に「おべんとう画用紙テンプレート.pdf」を印刷して用紙を準備します
(薄手の画用紙がおすすめ)
子どもたちにおべんとうの絵を
描いてもらいます
家族に絵を渡して、
実際にお弁当をつくってもらいます
「いただきます」
「コメント用紙.pdf」を記入します
写真をプリントアウトします
展示します
※専用の展示キットである「おべんとう画用紙箱」を使用しなくても、もちろん展示していただけます
おべんとう画用紙冊子

「おべんとう画用紙」の紹介冊子をダウンロードしてご覧いただけます。

浜松市根洗学園職員のコメント

昨年度は他の幼稚園も実施していて、学園のやっていることを知ってもらえる機会になった。それと同時に、同じプログラムを実施したことで、園それぞれの特徴が見えた。

機会がなければ「みたてる」って普段やらない。それに気づける。子どもの気持ちに近づこうと踏み込める機会になっていると思う。

親御さんの子どもを見る感じ方、視点が広がる。学園の保護者は子どもの絵から求めていることを汲みとったり、そのまま再現したりと、とても素直。それを再確認できた。

展示すると作ったものがいろいろな人の目にしてもらえる。ちょっぴり緊張するかもしれないけど、「いいね」っていろいろな人に言ってもらって自信にしていって欲しい。

いつも毎回楽しみにしている。お母さん大変だなって思うけど、いつも一生懸命作られたものばかりで。大変だろうけど、楽しみ。

LET'S TRY
発案者からひとこと
忙しい毎日の中でちょっとペースを落として、子どもからの発信に目を向ける、耳を傾ける、読み解く、応える。療育とアートが手をとって生まれたツールと、子どもたちと家族が実践した試みの紹介です。
発案者プロフィール

深澤孝史

美術家。1984年山梨県生まれ。
場や歴史、そこに関わる人の特性に着目し、他者と共にある方法を模索するプロジェクトを全国各地で展開。
主な活動として、漂着神の伝説が数多く残る町で、漂着廃棄物を現代の漂着神として祀る神社を建立した《神話の続き》(2017、奥能登国際芸術祭)、八戸のスケート文化の発祥の地であるため池を再現する《堤にもどる》(2017、はっちアーティストインレジデンス)、埋もれた地域の歴史を現代に結びつけ直すことで、市民の主権と文化の獲得を目指す《常陸佐竹市》(2016、茨城県北芸術祭)、里山に民泊し、土地特有の近代化の資料を集めていく《越後妻有民俗泊物館》(2015、第6回大地の芸術祭)、お金のかわりに自身のとくいなことを運用する《とくいの銀行》(2011-、取手アートプロジェクトほか)など。ホームページ http://fukasawatakafumi.net